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フリーピストン式スターリングエンジン

フリーピストン式スターリングエンジン



Qnergy社製7kWスターリングエンジン


画像の説明


Heat inの部分(ヒーターヘッド)に加えられた熱源をスターリングエンジンによって、機械的な往復運動に変換し、その運動エネルギーをリニアモーター(発電機)によって電気エネルギーとして取り出します。


作動流体は不活性のHe(ヘリウム)ガスを用いているため、安全性が高く、エンジン内部は機械的な摺動部がないためため、潤滑油が不要であるにも拘らず極めて静かに運転し、しかも長寿命(メンテナンスフリー)のエンジン発電機です。
このような特徴を持つエンジンはフリーピストン式スターリングエンジン以外には実用化されておらず、唯一のエンジンと言えるでしょう。


下図はスターリングエンジンの作動を示すP-V図です。
P-V線図
スターリングエンジンの加熱時に作動気体が膨張する過程で得られる仕事は、ABCの面積であり、収縮過程で得られる仕事はCDAとなります。
すなわち高温で熱を加え、低温で熱を除く最もシンプルな熱機関であると言えます。

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